＜210304　日光のデータと東北の地震について＞

日ごろ散発的なデータが多い日光観測点の過去のデータを見直したところ、
180日間データでは　昨年12月初めごろから始まり、
1月半ばにピークになり2月前半までのきれいな山の形をしていることに気が付きました。

通常は　時間ごと（1本線が1時間単位）のデータですが　
これを1日単位（日毎）のデータに変えると、きれいな山が見られ、
その山の収束ポイントで　2月13日福島県沖M7.3の大地震が発生していました。
これは見逃していました。

さらにさかのぼって日光のデータをみたところ昨年8月、9月に
Max10万近い1本立ちがあり、その直後の9月12日に宮城県沖M6.1が発生していました。

また昨年11月12日の茨城県沖M5.8や12月21日青森県東方沖M6.3については
日光のデータとの関連は無いように見えます。

　しかし一見して散発的なデータであっても長期的に見て、
きれいな山の形を作っていたような場合は、大地震の前兆データである場合が
考えられることがわかり、今後こうしたデータも見逃さないようにしたいと思います。


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