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2025年07月23日 14:39

小樽531 観測点のデータと北海道の大型地震について

<250723 小樽531 観測点のデータと北海道の大型地震について>

北海道の【小樽531】観測点のデータが、約1年間で とてもきれいな山になっています。
特に 時間でなく日毎データにすると山の形がよくわかります。
この山が段々と減衰してきて、収束近くなると地震が発生します。
6/25の逆ラジオ通信 No.71 W-250625では次のように書いています。

>【小樽531】は長期の日毎データでは約1年のきれいな山になって収束してきて、
>いくつかの地震が発生しましたが その後、少し遠方ながら
>6/19根室半島南東沖 M6.1 等、M4~5クラスの群発地震が発生しており、
>こちらも関連が考えられます。

しかし、【小樽531】 360日間の山は、
上記も76/19根室半島南東沖 M6.1 等とM4~5クラスの群発地震が発生した後も、
さらに減衰、収束傾向を続けています。
7/16の逆ラジオ通信No.74 W-250716には次の様に書いています。

>【小樽531】は約1年の大きな山が減衰して、いくつかの大き目な地震が発生した後 
>反転、上昇していません。このまま静かに推移とも考えられますが、
>念のため、再度大き目な地震の可能性にも注意したいと思います。

とした所、遠方ですが、
7/15千島列島M5.7や7/20カムチャッカM7.0,M7.5が発生しました。

これらの地震は 【小樽531】からはかなり遠方になりますが、
実は遠方の大地震ほど、データ(グラフ)できれいな山が出るというケースが多く、
一応関連が考えられます。

詳細はPDFを参照ください。
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