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2021年10月20日 17:43

阿蘇山噴火について 10月20日AM11時43分 

<10月20日AM11時43分 阿蘇山噴火について>


本日、10月20日午前11時43分ごろ、阿蘇山が大規模な噴火をしました。

周囲に観測点が無く、一番近い大分観測点のデータが止まってしまっていたため 

火山の前兆としての電磁波ノイズは捉えていないと思いましたが 

何故か佐賀と鹿児島の姶良のデータが共に収束しています。

佐賀の観測点が100km弱、鹿児島姶良は100km以上と、

どちらも阿蘇山からはかなり離れています。

ただしM5クラスの中規模地震の前兆であれば この程度の距離でも十分に前兆が捉えられますが 

火山の場合のデータはまだ少ないため はっきりしたことはわかりません。

 先例としては2014年,9月27日 の 御嶽山の噴火の16日前、火山性地震が1日85回と、

数年間で最高の回数を記録した日の9月11日に 新潟十日町、岐阜大垣、 浜北、 御前崎、 

豊橋2か所、四日市、京都伏見、神戸、という中部から関西にかけた広範囲の9か所の観測点で 

ほぼ完全に重なった1本立ちの同期データが出てケースがあります。

 以下に、記録としてデータを載せておきます。



仮に、火山噴火の数日前に、地下のマグマの動きによる電磁波を逆ラジオで捉えることができれば、

火山防災にも役立つ可能性があります。ご参考まで。


詳細は PDFを参照ください。
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