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千葉県北西部M6.1(M5.9)と練馬のデータについて
2021年10月08日 11:13
千葉県北西部M6.1(M5.9)と練馬のデータについて
<211007千葉県北西部M6.1(M5.9)と練馬のデータについて>
昨晩10月7日深夜の関東の地震では
怪我された方や鉄道の停止や水道管の破裂など、
かなりの被害が出ており、お見舞いを申し上げます。
この地震は残念ながら<ゆれくるん>では
発生をはっきりと捉えることが出来ず、
有用な情報を配信できなかったことをお詫びいたします。
そこで、今回の地震に関し、関東周辺の観測点で、
実際にデータが出ていたか?を確認すると以下のように
練馬観測点のデータが強い関連があると思われます。
いままでの経験では 通常M6クラスの地震は
3,4か所のデータが同時に反応することが多いのですが、
今回、はっきりしたのは練馬だけで、
狭山や日光、八王子にも関連のありそうなデータは出ていますが
練馬ほどには、はっきりしていません。
なぜはっきりしたデータが練馬だけだったのか?
については震源の深さにも関係があるようです。
通常、関東直下の地震は震源の深さが40km前後ですが
今回は80kmと倍以上深かったのが関係している可能性があります。
さらに、1日前10月6日の月齢が新月で、
ちょうど新月トリガーの期間で大地震が発生しやすい時期でもありました。
データ的にはこれが本震で、
この先はM5,M4、クラスの余震がつづく可能性があります。
以下のPDFに、練馬のデータを中心にしたグラフを載せます。
詳細はPDFを参考にしてください。
[PDF]