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東京都23区M3.9について
2021年05月17日 09:30
東京都23区M3.9について
<210514東京都23区M3.9について>
以下の文京観測点の昨日5月14日早朝の時点での30日間グラフ①をご覧ください。
データは1時間あたり30パルスと小さいまま、日常の増減を繰り返していますが
グラフの一番右側、5月10日あたりから14日まで急に減衰してきています。②参照
あれ?と思い、小さい地震が来るかな?と考えていましたが
当日14日の夕方、18時38分に東京都23区を震源としたM3.9が発生しました。
M3.9と地震の規模は小さく、震源も東京都23区の真下70kmでしたが、
直下型のため先に小さい揺れなどは無く、いきなりドンと来て、すぐおさまりました。
ほかに関連するデータとして出ていたのは五反田、新橋で、
新橋は直前に真っ赤な1本立ちが出ています。
また五反田も180日間のデータできれいな山を作り減衰―収束をしてきていますが
180日間のデータからみて M3.9では規模が小さいように思われ、
この先、さらに規模の大きいM5クラス程度の地震の可能性が考えられます。
今回のような東京都23区の直下を震源とする、いわゆる首都圏直下型の地震の場合は
P波とS波がほぼ同時に来てしまうことから緊急地震速報は役にたちません。
このような場合こそ、逆ラジオの観測データが有効です。
東京都23区を震源とする首都圏直下型の地震の例はめずらしいので、
今回は規模が小さいものですが 参考にしてください。
詳細はPDFを参照ください。
[PDF]