<12月18日 伊豆大島近海M5.1と群発地震の発生について＞

12月18日（金）の夕方18時過ぎに　
伊豆大島近海M5.1が発生し、
その後最大M4.7を含む多数の余震が群発地震として発生しています。

この地震に関して伊豆大島元町の観測点では
11月17日に　MAX5万弱の1本立ちが2本出現しており
そのデータが単独であったため
5日後の茨城沖M5.8の関連データと考えていました。

その後、伊豆大島元町のデータは上昇して一旦減衰して再度上昇し
12月14日ごろにピークを迎えて その後一気に、
直線的に減衰し12月18日にはほぼ収束しています。
伊豆大島近海M5.1はその12月18日の夕方に発生しています。

今回、伊豆大島元町の観測点と
震源の伊豆大島近海は位置的に比較的近く、
大島元町の観測点のデータが約5日ほどで急に減衰し
収束してすぐに地震が発生していることから
1つの前兆の事例として今後の良い参考になると思われます。
なお事前の予報は流すことができず申し訳ありません。

下記PDFでデータ付き解説をご参照ください。
[PDF]